ギャラリー紫織庵とは
「紫織庵」は元々「京のじゅばん&町家の美術館」として平成11年4月から20年まで、公開されている大正初期の京都市指定有形文化財の町家でした。しかし「紫織庵」は8月27日を持って閉館いたしまして、平成30年10月1日から「ギャラリー 紫織庵」として西陣の織工場跡を再利用した新ギャラリーをオープンいたしました。「伝統的技法で染め上げた京友禅のメーカーギャラリー」 をコンセプトにしており、ご自由に無料で入館することができますので、お気軽に商品をお求めいただくことができます。ご予約等もご必要ありません。
又、沢山のイベントを季節ごとに展開しておりますので、ホームページを是非チェックしていただき、お気軽にご来館くださいませ。
紫織庵商品コンセプト
明治末から大正時代、昭和初期までの半世紀は、「錦紗織」など新しいちりめん生地が開発され、きものの図柄も伝統的な花鳥風月模様だけだなく、アール・ヌーボーやアール・デコ調の新美術の影響を受けた柄粋や当時の世相を反映した柄など、今では想像もつかないようなおしゃれでモダンなデザイン柄のきものや長襦袢・裏地が次々と製作され、華やかな京友禅の黄金時代を迎えます。
「紫織庵」のきものや長襦袢は京町家「紫織庵」で大切に保存されてきた当時の下絵や絵摺りを基に、当時の技法そのままに伝統的京友禅染で染め上げ、現代に復刻したものです。
また、切りビロードコートやショール、本糊糸目手描友禅訪問着、本手摺染め着尺・名古屋帯、友禅染ゆかた、復刻刺繍半衿は伝統技術の保存継承事業としてすべて京都で染色製作しています。
懐かしいちりめん地に染められた本物の京友禅の色合いと、きものが美しく華やかであった時代のレトロでモダンな他に類を見ない紫織庵の商品でおしゃれ心を楽しんでいただければ幸いです。
会社概要
Company profile<会社名> 丸栄株式会社
<代表者> 川崎 栄一郎
<所在地> 京都府京都市上京区浄福寺通上立売上る大国町709
TEL : 075-241-0211(代) FAX : 075-223-2768
<設立年月> 昭和26年3月6日
<事業内容> 絹織物製造卸・販売、インテリアの企画製造・販売、繊維製品及び雑貨品の輸入卸・販売